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スポーツ雑誌のメディア史

著者:佐藤彰宣
出版社:勉誠出版
出版日:2018年01月31日頃
ISBN10:4585230602
ISBN13:9784585230601
販売価格:3,520円
戦後初期のスポーツ雑誌の誌面上には、「高尚さ」や「教養」を語る編集者や読者の声が少なからず存在している。 代表的スポーツ雑誌社であるベースボール・マガジン社の雑誌刊行の系譜を追うことで、現在のスポーツ・メディアのあり方とは異質な、スポーツ雑誌と「教養」との結びつきに光を当てる。 戦時期の国防意識、占領によるアメリカ文化の流入、高度成長とオリンピック、大衆化と教養主義の終焉など、日本人の戦後精神を跡付ける。 序章  メディア史としてのスポーツ雑誌研究 (1)  問いの設定:なぜスポーツ雑誌と「教養」が結びついたのか? (2)  先行研究との差異:スポーツ雑誌のメディア史 (3)  分析視角と研究方法 (4)  構成 第一章 女性ファン誌から国民体育誌へー戦時期における指導的スポーツ雑誌の成立 (1) 早慶戦に沸くファン雑誌 (2) スポーツ精神を指導する雑誌 (3) 国民体育誌の戦死 (4) 「国防国家」の流用 第二章 インテリ気分を満たす野球雑誌ー占領期における啓蒙志向の受容 (1) アメリカを語る「権威」の発見 (2) アメリカ野球を語る社会的エリート (3) 修養主義の下で説かれるアメリカニズム (4) 啓蒙志向の内面化 第三章 野球雑誌をめぐる啓蒙と娯楽の拮抗ー高度成長期における変容 (1) 「見る雑誌」への転換と平凡文化との近接 (2) 啓蒙志向と娯楽志向の軋轢 (3) 読み易い週刊誌と国民的娯楽 第四章 スポーツ出版王国への拡大ー1950年代における啓蒙志向の模索 (1) 野球からの飛翔 (2) 総合スポーツ出版社の成立 (3) オリンピックへの期待 第五章 マイナースポーツ誌の屈折ー東京オリンピック前後における読者共同体の文化 (1) 日本における「知的」なサッカー像 (2) 啓蒙メディアとしてのサッカー雑誌 (3) 基軸メディアとしてのサッカー雑誌 (4) 「読むスポーツ」とメディアとしての雑誌 第六章 一流出版社への憧れと頓挫ー1960年代での社会・文化領域への派生 (1) 趣味の指導 (2) 一般分野へのスピンオフ (3) 啓蒙志向の限界 終章 教養主義的スポーツ雑誌の時代と終焉
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