北海道・鹿児島・沖縄の歴史と経済

地域固有の歴史と経済を考え、地方の未来につなげる。多様性とは、地域性とは何か。札幌大、鹿児島国際大、沖縄国際大の三大学院共同研究の成果、第2弾。 第1部　歴史編 　第1章　 北海道の歴史についてー近世と近代を中心にしてー　桑原真人 　第2章　 大正期の函館五稜郭における片上楽天の活動について　濱口裕介 　第3章　 島津氏の朝鮮出兵と異文化認識　太田秀春 　第4章　 近代の沖縄経済　来間泰男 　第5章　戦時期における広域地方行政ー地方協議会から地方総監府までー　横島公司 第2部　経済編 　第6章 　北海道のインバウンド観光と誘致効率性ー東日本大震災前後での比較ー　平井貴幸・山田玲良 　第7章　南九州経済の実態と目指すべき施策　衣川恵 　第8章　地方小売業（飲食業・サービス業含む）の現状と課題ー鹿児島県姶良市のケーススタディー　大久保幸夫 　第9章　鹿児島県経済の課題ー焼酎産業を中心にー　　中西孝平 　第10章　「循環型・地域資源重視型・付加価値創造型」の鹿児島経済をめざしてー経済・産業構造の課題と展望ー　菊地裕幸 　第11章　基地経済論ー政府の沖縄振興策は何を残したかー　前泊博盛 　第12章　地域に必要とされる学生の活動ー地域創生専攻の事例ー　小山　茂 　第13章　コミュニティによる社会課題の解決方法に関する日英比較ー交通弱者と買い物弱者を中心にー　村上了太 　三大学院共同シンポジウムの歩み