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出版社:昭和堂
出版日:2021年04月05日頃
ISBN10:4812220157
ISBN13:9784812220153
販売価格:2,530円
第1部では「六甲山と茅渟の海」として、自然環境や地域の歴史を取り上げ、第2部では「伝統とモダニズム」として神戸を特徴づけている文化的・社会的な事象を取り上げ、第3部では「近代とアジア」として近代における神戸の発展と社会の変化そしてアジアとの関係を取り上げた。
長い歴史的経験を蓄積しながら、様々な課題を克服しながら、神戸は今の姿を作り上げてきた。神戸の立ち位置を考え、将来を見通す一助となる本。
刊行によせて 佐藤泰弘
第1部 六甲山と茅渟の海
港町神戸を俯瞰するーー山・川・海 出口晶子
【コラム】「小さな」地中海の交易網ーー兵庫津と比較する 佐藤公美
六甲山の歴史ーー植生景観の変遷 鳴海邦匡
【コラム】六甲山からの眺め 中辻 亨
古典文学のなかの神戸 廣川晶輝
【コラム】江戸時代における前方後円墳と岡本村ーー増田家文書に見る「へぼそ塚」 東谷 智
六甲の水害・土砂災害 林 慶一
【コラム】岡本と梅ーー岡本(梅林)公園 岡村こず恵
現代に残る荘園 佐藤泰弘
【コラム】深江を歩く 佐藤泰弘
神戸・有馬の街道と道標 東谷 智
【コラム】海辺の風景ーー深江を歩く2 佐藤泰弘
第2部 伝統とモダニズム
神戸ことばの昔・今 都染直也
【コラム】神戸の街で珈琲文化を考える 高田 実
灘の酒造り 西方敬人・井野瀬久美惠
【コラム】神戸スイーツの発祥ーー神戸にスイーツ産業が生まれたのは何故だろうか 西村順二
近代スポーツさきがけの地 神戸 鵤木千加子
【コラム】嘉納治五郎ゆかりの地・神戸ーーその足跡や精神を訪ねて 山崎俊輔
モダニズムと阪神間の美術家たち 服部 正
【コラム】神戸とファッション 栗田宣義
第3部 近代とアジア
梁啓超と神戸 稲田清一
【コラム】北野町の神戸倶楽部 伊庭 緑
アジアの「近代」と神戸のマッチ 平井健介
【コラム】 新しい景観の定着ーー南京町 佐藤泰弘
神戸と金融 永廣 顕
【コラム】鈴木商店の栄枯盛衰 永廣 顕
近代神戸の政治と社会・点描 尾原宏之
【コラム】神戸の発展を「予言」した人々 尾原宏之
神戸モスクとムスリム・コミュニティー 中町信孝
【コラム】神戸と音楽 中町信孝
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