|
出版社:彩流社
出版日:2016年04月08日頃
ISBN10:4779122163
ISBN13:9784779122163
販売価格:4,180円
ポー、メルヴィル、ホーソーンらによる身体描写
などから、アメリカン・ルネサンスの背後にひそむ
「アフェクト(情動)」を読み解く!
好評の『環大西洋の想像力』(2013)に続く、
アメリカン・ルネサンス文学論集。
第一部 解き放たれる身体
ポーの見たサイボーグの夢(高野泰志)
呪術師の杖(大串尚代)
電気と磁気の身体論(城戸光世)
エマソンの幸福薬(古屋耕平)
エイハブの脚(竹内勝徳)
第二部 知覚とリズム
情動の響き(舌津智之)
電信とタイプライターの音楽と駆動する情動(中村善雄)
流動する集団的パロール(小林朋子)
「ぼくの親戚、モーリノー少佐」における笑い(稲冨百合子)
第三部 情動の政治学
扇情のアダプテーションと情動調律(新田啓子)
「バートルビー」に潜む北米先住民(大島由起子)
『緋文字』の時代とチリングワースの情動(村田希己子)
不安の感染 「ベニト・セレーノ」論(高橋 勤)
【特別寄稿】
「トーン」(抄訳)--『醜い感情』から(シアン・ンガイ/訳 笠根 唯)
◎訳者ノート
|