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非行からの「立ち直り」とは何か

著者:都島梨紗
出版社:晃洋書房
出版日:2021年02月19日頃
ISBN10:4771034141
ISBN13:9784771034143
販売価格:4,070円
非行経験者にとっての「立ち直り」とは自らの生活スタイルをコントロールする主体になっていくプロセスである。 彼らが非行少年として経験した自らの生活を語る過程を解明するためには「犯罪・非行からの立ち直り」以外の問題に目を向けなければならない。すなわち、過去から現在にかけて重層的に経験した「生きづらさ」と、その解消過程である。 我々はどのような時に非行経験者が「立ち直った」とみなすのか、17名の少年院経験者の語りを聞き取ることで彼らにとっての「良き人生」を検討する。 序章 立ち直りの社会学に向けて    1. 問題の所在    2. 立ち直りの定義    3. 調査の概要    4. 非行少年の「立ち直り」に関わる制度枠組み    5. 本書の構成 第1章 非行少年の現状と「立ち直り」支援の枠組み    1. 非行促進・抑止要因としての社会環境論    2. 法務省における「立ち直り」制度の整理    3. 公式統計から見る少年院出院者の実態    4. 考察 第2章 少年院の教育と「立ち直り」    1. 少年院教育研究から見える少年院の特性    2. 全面的施設としての少年院    3. 少年院調査の概要    4. 少年院教育を通した変容ーー明示的カリキュラムへの着目    5. 少年院教育と通した変容ーー相互行為場面の記述と考察ーー    6. 知見の整理 第3章 少年院における非行少年の経験    1. 少年にとって経験された少年院を描き出す意義    2. 非行仲間に対する少年院の指導    3. 調査参加者の特徴    4. 変容を「偽装」する    5. 少年院の中から社会生活に準備する    6. 知見の整理 第4章 社会生活における少年院の処遇経験     1. 少年院出院後に考えられる諸問題     2. 調査参加者の概要     3. 逸脱行動への積極的な意味づけと「通過儀礼」としての少年院     4. 仲間としてのメンバーシップの維持と成人処遇への己避     5. 知見の整理 第5章 非行少年の「立ち直り」1--被害経験からの「立ち直り」     1. 加害者イメージから被害者イメージへの転換     2. 5ictimologyの視座と少年院における被害者教育     3. 調査参加者の特徴     4. 家族・友人間・職場・支援者からの被害経験     5. 被害からの「立ち直り」の過程     6. 知見の整理 第6章 非行少年の「立ち直り」2--「自立」のプロセスとしての「立ち直り」     1. 青年期の特徴と仕事     2. 就労と進学の目的     3. 余暇活動への参加と非行仲間集団イメージの書き換え     4.「依存」と「自立」のはざまで     5. 知見の整理 終章 非行少年の「立ち直り」とは何だったのか     1. 各章における知見の整理     2. 公的処遇における「立ち直り」の整理ーー「立ち直り」の規範モデル     3. 「立ち直り」の当事者モデルの構想     4. 本書のまとめ あとがき 文献一覧
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