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出版社:ミネルヴァ書房
出版日:2019年02月08日頃
ISBN10:4623085058
ISBN13:9784623085057
販売価格:2,420円
授業とはどのような役割や機能をもち、何をねらいとして、どのような内容や題材を取り上げ、様々な環境や形態の下で、いかなる技術を用いて工夫するのか。本書は授業を取り巻く諸要因について教育方法学の観点からわかりやすく解説した最新のテキスト。
監修者のことば
はじめに
第1部 教育方法と学習の基礎理論
第1章 教育実践理論としての教育方法学
1 教育実践から教育方法学へ
2 教育方法学から教育実践へ
3 教育的な働きかけとしての教授と訓練
第2章 知識と学習
1 教えることと学ぶこと
2 「学習」とは何か
3 学習と知識
4 学力論ーー国際動向
5 学力論と学習指導要領ーー国内動向
6 知識欲と学習意欲ーー「学びに向かう力」
第3章 学習意欲と動機づけ支援
1 学習意欲とは何か
2 動機づけの理論ー3つの視点
3 自ら学ぶ意欲とその支援
4 子どもの学習意欲に即した授業デザイン
第2部 授業を取り巻く基礎的原理と指導技術
第4章 学習指導の基本原理
1 学習指導の特質
2 学習指導の様式
3 アクティブ・ラーニングと協働的な学び
第5章 授業における指導技術
1 授業の構成要素
2 教師の指導技術
3 授業の形態
第6章 個に応じる指導と学習集団
1 個に応じる指導
2 育てるものとしての集団の意味
3 授業づくりにおける集団づくりの視点
第3部 授業を実施する際の教材と授業づくり
第7章 教材と教科書
1 教育実践における教材の役割
2 「主たる教材」としての教科書
3 教材研究に基づくよりよい授業の創造
第8章 授業づくり
1 授業づくりの原理
2 学習指導案の作成
3 教師の実践的知識
第4部 教育評価と授業研究の方法
第9章 教育評価
1 教育評価の5W1Hと教育評価のwhat
2 誰が評価をするのか(who)
3 いつ評価するのか(when)
4 どこで評価するのか(where)
5 どうやって(how),そしてなぜ評価するのか(why)
第10章 授業研究
1 授業研究の定義と歴史
2 学術研究としての授業研究
3 現場実践としての授業研究
4 授業研究の課題と展望
第5部 情報機器の活用とメディア・リテラシー
第11章 情報教育とICT
1 視聴覚教育から情報教育へ
2 教育の情報化と情報活用能力
3 情報教育とICT活用の関係
4 教育で活用できるICTの具体例
5 校務の情報化による教育の質向上
6 時代の変化と教育の情報化の未来
第12章 学習指導におけるデジタル教材の利用
1 学習理論とデジタル教材
2 学校教育におけるデジタル教材の政策
3 デジタル教材の利用を考える
第13章 思考力とメディア・リテラシーの育成
1 思考力の育成
2 メディア・リテラシー教育
3 思考力とメディア・リテラシーの接点とその指導方法
索 引
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