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出版社:日本評論社
出版日:2019年09月24日頃
ISBN10:4535559090
ISBN13:9784535559097
販売価格:3,960円
狭い意味での合理性の仮定を見直し、人間が経済社会の中で実際にどう行動しているのかを研究する行動経済学の到達点を探る。
第1部 行動経済学へのナッジ
第1章 金銭的インセンティブとナッジが健康増進に及ぼす効果
--フィールド実験によるエビデンス(依田高典・石原卓典)
第2章 医療現場の行動経済学
--意思決定のバイアスとナッジ(佐々木周作・大竹文雄)
第3章 行動変容のメカニズムと政策的含意(八木匡・瓜生原葉子)
第4章 マーケティングと行動経済学
--二重過程理論と文脈効果に関するレビューと購買履歴データ
からの実証分析(星野崇宏・竹内真登)
第2部 行動経済学の広がりと奥行き
第5章 心理学と行動経済学
--古典的心理学と確率荷重関数の関係を中心に(竹村和久・村上始)
第6章 実験経済学方法論に関する最近の研究動向
--報酬支払法を中心とした考察(川越敏司)
第7章 結婚と幸福:サーベイ(筒井義郎)
第8章 セルフコントロールの行動経済学(池田新介)
第9章 AIと行動ファイナンス(岡田克彦・羽室行信)
第10章 行動ファイナンスと新規株式公開(高橋秀徳)
第11章 グリット研究とマインドセット研究の行動経済学的な含意
--労働生産性向上の議論への新しい視点(川西諭・田村輝之)
第3部 行動経済学の開く未来
第12章 民族多様性と市場メカニズムに関する実験研究
--ケニアにおける相対取引実験(下村研一・大和毅彦)
第13章 所得再分配選好の形成分析の展開と展望
--反グローバル化時代における格差と人々の意識(山村英司)
第14章 規範行動経済学と共同体(大垣昌夫・大竹文雄)
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