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出版社:ニュートンプレス
出版日:2021年11月17日頃
ISBN10:4315524832
ISBN13:9784315524833
販売価格:1,999円
「見通しのよい道路でもなぜ事故は起きる?」「目の前で行われるマジックをどうして人は見破れない?」その秘密は私たちの「注意」のしくみにあります。
なぜか目がいってしまう,なぜか見落としてしまう,かと思えば,嫌いなものを無意識のセンサーが捉えて探し出してしまう・・・・・・。本書は,そんな何気なく人間が行っている「注意」について,オランダ発の研究に基づいて,「なぜなのか」をわかりやすく説明。人間の「注意」について実例とともに多方面からアプローチしつつ,視覚特性や心理学的側面,また色覚異常や脳損傷が「注意」に及ぼす影響まで,詳細に解説します。
はじめに
第1章 障壁って? どの障壁?
─豊かな視覚世界という錯覚
第2章 消防車は赤色じゃないとだめ?
─何かを目立たせるにはどうすればよいのか
第3章 注意の選択
─ 人はなぜ考えごとをしているとき,模様がない(無地の)壁を
見つめるのか
第4章 グラストンベリー・フェスティバルで自分のテントを見つけるには
─あらゆる場所をくまなく探して
第5章 視覚世界への入口
─目は思考を裏切る
第6章 現在の注意に過去の経験が影響する
─見たいものしか見えない
第7章 不具合が起きるとどうなるか?
─脳損傷が注意について教えてくれること
謝辞
参考文献
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