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出版社:ビジネス社
出版日:2022年01月25日頃
ISBN10:4828423621
ISBN13:9784828423623
販売価格:1,650円
習近平の中国はアメリカと対決姿勢を明確にしている。アメリカもトランプ政権以降、中国封じを先鋭化させている。ただ、貧しい共産主義国だった中国を経済・軍事大国化させた責任は日米両国にもある。40年以上にわたる対中「甘やかし」と「利権」の存在は大きかったーー。
本書では、50年前のニクソン・ショックにまで遡り、中国膨張の根本原因を日米両国との関係を絡め、浮き彫りにする。ソ連潰し、天安門事件、WTO加盟、リーマン・ショックなどで、中国の巧妙な手段により米中蜜月・連携体制がいかに強化され、中国の膨張につながったか。その先にある世界支配の意図を見抜き、中国との戦いに臨んだトランプ・安倍連携は何をもたらしたか?そして岸田政権は中国の野望に、どう立ちはだかるべきか?
歴史の視座に立ち、令和日本の対中戦略、対米連携の道筋を明示する渾身の対論。
1章 ニクソン・ショック、天安門事件……米中覇権争いの根源に迫る
2章 トランプ・安倍時代で日米中はどう変わったか
3章 見えてきた習近平政権の脆さ
4章 中国の台湾侵攻は現実化するか
5章 バイデン時代への期待と不安
6章 今こそ目覚めよ、日本!
7章 岸田政権への要望
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