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出版社:昭和堂
出版日:2021年12月03日頃
ISBN10:4812221056
ISBN13:9784812221051
販売価格:2,530円
文化人類学といえば海外の異文化を研究するといわれている。しかし同じ日本に住んで同じものを見ても自分と他者に同じ景色が見えているとは限らない。〈あたりまえ〉を疑うことで自分の世界が広がっていく。さあ、あなたも日本をフィールドに文化人類学を学んでみよう。
はじめにーー日本で文化人類学を学ぶ(宮岡真央子)
第1章 文化と出会うーー自分と世界を豊かにするために(宮岡真央子)
第2章 「日本人」を問い直すーー多様性に寛容な社会にむけて(飯高伸五)
第3章 「家」にとらわれるーーフツウの家族を考え直す(兼城糸絵)
第4章 生を終えるーー老いと死のこれまでとこれから(兼城糸絵)
第5章 信じるーー日本社会における祈り(西村一之)
第6章 性を生きるーー私らしさとは(中村八重)
第7章 人とつながるーー日本的同調圧力と自由な「空気」(玉城 毅)
第8章 記憶を共有するーー「識字99%」のニッポンにおける識字運動(二階堂裕子)
第9章 文化を売買するーー観光の現場で創造・消費される「らしさ」(藤川美代子)
第10章 移動するーー私たちもまた移民である(松本尚之)
第11章 ともに暮らすーー「外国人」を通して日本社会を考える(渋谷 努)
第12章 自然とつきあうーー自然災害をめぐる科学知と生活知(藤川美代子)
第13章 食から学ぶーー食べることはきっと最も身近なフィールドだ(川口幸大)
おわりにーー教室から出る(渋谷 努)
【コラム】
1海外の日本研究(川口幸大)
2国民国家(久保田亮)
3ドメスティック・バイオレンス(飯高伸五)
4臓器移植(中村八重)
5遺骨返還問題(玉城 毅)
6同性婚(西村一之)
7売買春(尾崎孝宏)
8歴史認識(宮岡真央子)
9ゆるキャラブーム(上水流久彦)
10「日本人」になる(上水流久彦)
11在日外国人の多様性(渋谷 努)
12闘牛・闘犬・闘鶏(尾崎孝宏)
13犬食・鯨食(中村八重)
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