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出版社:昭和堂
出版日:2020年12月15日頃
ISBN10:481222005X
ISBN13:9784812220054
販売価格:2,530円
太平洋全域に及ぶオセアニアは自然・社会・文化においてユニークな特徴をもち、人類学研究も自然人類学、文化人類学、社会人類学、生態人類学、人類生態学・・・と幅広い。その多様性を活かし、生物としての存在から社会的な存在としての人間まで、人類とは何かを学ぶテキスト。
序 章 オセアニアを知り、人類学を学ぶ
第1章 人類史1--発掘からよみとくオセアニア移住史と海洋適応
第2章 人類史2--ゲノムに刻まれたオセアニアにおける人類の歴史
第3章 環境ーーオセアニアにおける植物利用の民族学
第4章 生業ーーパプアニューギニアの「焼かない焼畑」
第5章 医療ーーパプアニューギニアではどのように治療が選ばれるのか
第6章 婚姻ーー夫と妻、そしてXがつむぐマヌスの結婚生活
第7章 家族・親族ーー人工の島々に住まうマライタ島の人々
第8章 政治ーーポーンペイの首長制と民主主義
第9章 経済ーー贈与交換のニューギニア、あるいは人と物の溶け合うところ
第10章 宗教ーーメラネシアの世界観とキリスト教
第11章 芸術ーーオセアニアの芸術と工芸の交差点
第12章 身体ーーイレズミからみるポリネシア社会の歴史
第13章 先住民ーーニュージーランド・マオリの政治と日常
第14章 植民地ーーヨーロッパ諸社会による支配と先住民フィジー人の自律
第15章 観光ーーオセアニア・イメージの消費
第16章 文化遺産ーーナンマトル遺跡の保全と活用
第17章 資源開発ーーパプアニューギニア高地の天然ガス
第18章 環境問題ーーツバルの気候と社会の変化
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