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出版社:晶文社
出版日:2018年01月25日頃
ISBN10:4794968744
ISBN13:9784794968746
販売価格:2,035円
つくる、つかう、かんがえる!
2011年5月3日、東日本大震災に向き合い、考え、復興への長い道のりを歩きだすため、せんだいメディアテーク内に開設された「3がつ11にちをわすれないためにセンター」(通称:わすれン!)は、市民、専門家、スタッフが協働し、映像、写真、音声、テキストなどさまざまなメディアの活用を通じて、復旧・復興のプロセスを記録、発信していくプラットフォームです。それはどのようなプロセスで立ち上がり、どのような人びとがかかわり、そこで得ることができたノウハウや成果、課題はどのようなものであったのか。地元の歴史や過去に関心を寄せ、取材し、記録・保存し、活用しようとする人のための、地域に根ざした草の根・参加型の「コミュニティ・アーカイブ」の方法論を伝える、本邦初のガイドブック。地域社会をより豊かなものに変える、映像の世紀で生まれたメディア実践へのいざない。
はじめに なぜコミュニティ・アーカイブなのか
〔1〕 かんがえる編:プラットフォームが大事だ
第1章 せんだいメディアテークとremo
第2章 つくりかた1:プラットフォームをデザインしよう
〔2〕 つくる編:記録する・運営する・応援する
第3章 記録活動1:個人がつくる映像記録
第4章 記録活動2:獲得される当事者性
第5章 つくりかた2:アーカイビング・コミュニティをつくる
〔3〕 つかう編:メディアとしてのアーカイブ
第6章 わすれン!的記録の特質
第7章 アーカイブは誰のもの?
おわりに コンヴィヴィアルな道具へ
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