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出版社:ナカニシヤ出版
出版日:2021年03月28日頃
ISBN10:4779514959
ISBN13:9784779514951
販売価格:2,420円
「哲学的に考え表現する」習慣は日本人を変える! フランスの高校修了国家試験・バカロレアの手法を取り入れた、実践形式の哲学入門。「主体」「歴史」など、各テーマについての哲学者らの相異なる考えを押さえた上で、自らの考えを築き論述する方法を学ぶ。
はじめに
フランス流の哲学小論文(dissertation ディセルタシオン)について
このテキストの構成と使い方
バカロレアの仕組み
1 プラトン
定義をするとはどのようなことだろうか?
2 デカルト
すべてを疑うことは可能だろうか?
3 ウィトゲンシュタイン
「生の問題」を言語で論じることは可能か?
4 アーレント
孤立と独りぼっちであることと,孤独の違いとは?
5 主体
「私」は存在するのか?
6 知覚
物は見かけどおりにあるのだろうか?
7 他者
他者とはどのような存在か?
8 欲望
私たちが何かを欲することとは,どのようなことなのか?
9 存在と時間
時間をとらえることはできるのか?
10 言語
言語は何を表現しているのか?
11 芸術
芸術作品の美しさは万人共通だろうか?
12 労働と技術
労働と技術はどのような関係性にあるか?
13 歴史
歴史的出来事を語るとは,どのようなことなのだろうか?
14 理論と経験
理論(知識)は経験に先だつか,それとも経験が理論(知識)の源泉か?
15 解釈
「正しい解釈」は存在するのか?
16 物質と精神
私たちは物質の塊でしかないのか,あるいはそうではないのか?
バカロレアあれこれ〜フランス人への質問状〜
座談会 なぜ哲学を学ぶのか
論述のコツ 目次
1感想文と論述の違い
2要約の仕方
3敬体と常体
4主語と述語
5下書きの必要性
6全体の構成
7プランの立て方
8本論を書くコツ
9問いの発見
10接続詞の使い方
11議論の組み立て方
12理由の書き方
13具体例の挙げ方
14二つの考えの対立
15弁証法
コラム 目次
ソクラテスの死とプラトン
夢と現実
科学技術
つながり孤独
どこでもドア
VR技術と物の存在
師弟関係
欲望はマイナスのものか
時間の謎
チューリングテスト
美術館へ行ってみよう
女性と哲学
「歴史になる」ということ
哲学の文体
哲学カフェ
作品と哲学
ドラえもんは精神を持っているのか
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