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著者:アレクセイ・ユルチャク
/ 半谷史郎
出版社:みすず書房
出版日:2017年10月19日頃
ISBN10:4622086425
ISBN13:9784622086420
販売価格:6,820円
強大で安定した体制だと誰もが思っていたソ連が突然ガタガタになり、あっという間に消えてしまった。ソ連崩壊とは一体何だったのだろうか?
その鍵はブレジネフ期にあった。何も起こらなかったと言われたこの時代が、着々と崩壊を準備していたのだ。しかも内側から。
真実ー虚偽、本音ー建前、抑圧ー抵抗という従来の図式では、ソ連を生きるということは説明できない。若者は西側のロックに夢中になり、それを共産主義の言葉で説明する。党はジャズをブルジョア文化と決めつけたかと思うと、抑圧された者の芸術だとする。
党も人びとも、ソ連というシステムを再生産し、それによってシステムの中身が脆弱化していった。ソ連が永遠に続くと思いながら、崩壊を自然に受け止めるという、ソ連の人びとに共通した感覚は、ソ連システム自体が生み出したものだといえる。
はじめてソ連社会を内側から照らし出した書物として、本書は英語圏とロシアで大きな反響を得た。ソ連を知る必読書。
ーー間違いなく後期ソ連に関する最高傑作だ。歴史研究であるばかりか、本物の文学作品を読むような満足も味わえる。
スラヴォイ・ジジェク
第一章 後期社会主義 ソビエト的主体と予想外のシステム崩壊
第二章 形式のヘゲモニー スターリンの予期せぬパラダイム・シフト
第三章 転倒するイデオロギー 規範と詩学
第四章 ヴニェで生きる 脱領土化された生き方
第五章 想像の西側 後期社会主義のヴニェ空間
第六章 色とりどりの共産主義 キング・クリムゾン、ディープ・パープル、ピンク・フロイド
第七章 ヴニェの皮肉 ネクロリアリズム、スチョーブ、アネクドート
結論
訳者解説 ずっと続くと思ってた、すべてが終わるその日までーー最後のソ連世代の文化人類学的考察に寄せて
原註
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