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出版社:現代書林
出版日:2018年11月16日頃
ISBN10:477451716X
ISBN13:9784774517162
販売価格:1,430円
「誤嚥性肺炎は、食べたものが気管や肺に入って起こる」とほとんどの方はそう考えています。
確かに、誤嚥は食べたものが気管や肺に入ることです。
しかし、これだけでは肺炎を起こしません。
「きれいなものを誤嚥しても、肺炎にはならない」のです。
誤嚥性肺炎の真犯人は、お口の中の汚れで繁殖した細菌です。
ただし、唾液や細菌のくっついた飲食物を誤嚥すると必ず誤嚥性肺炎になるわけではありません。
お口の中の細菌が少なければ、たとえ誤嚥で肺に菌が侵入したとしても、肺で繁殖して肺炎の引き金を引くこともありません。
お口の中の細菌をゼロにすることは不可能ですが、しっかりケアして減らすことはできます。
本書では、お口の衛生管理と機能管理のために、「お口のケア」について詳しく解説しています。
本人はもちろん、家族や介助する人が、どのような姿勢でケアをすればよいのか、その時の注意点はなにか、入れ歯やインプラント、片マヒなどの後遺症がある場合はどうすればよいかも紹介しています。
第1章.知っていましたか? 肺炎は死亡原因の第3位です
第2章.訪問歯科診療で誤嚥性肺炎を予防し、元気に長生きを!
第3章.自宅でできる「お口のケア」と「お口のリハビリ」で肺炎の予防を
第4章.訪問歯科治療で、誤嚥性肺炎予防に取り組む名医たち
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