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出版社:有斐閣
出版日:2015年07月10日頃
ISBN10:4641164142
ISBN13:9784641164147
販売価格:4,510円
特殊とみられがちな建築物,建設業を,普通の「ものづくり論」「ものづくり産業」として分析。経営学,建築学の研究者が,新しい知見を求め,幾重にも議論を重ねて実現した。日本の建設業の強みと弱みを明らかにし,展望を示す。建築のみならず特注生産を行う産業にも示唆に富む。
序 章 建設の「ものづくり分析」を行う意味(藤本隆宏・野城智也・安藤正雄)
第1部 ものづくり経営学からみた建築
第1章 建築物と「広義のものづくり」分析(藤本隆宏)
第2章 日本型建築生産システムの成立とその強み・弱み(安藤正雄)
第3章 建築における価値創造(吉田敏)
第4章 プロダクトからサービスへ(野城智也)
第2部 建築ものづくりの特徴
第5章 建築物の特徴のとらえ方(吉田敏・安藤正雄)
第6章 「アーキテクチャ」から見た日本の建築ものづくり(安藤正雄・吉田敏)
第7章 建築におけるアーキテクチャの位置取り戦略(志手一哉・藤本隆宏)
第3部 建築ものづくりにおける課題と展望
第8章 建築の顧客(富田純一)
第9章 建築物の価格設定(向井悠一朗・藤本隆宏)
新10章 建築産業の契約に関する分析(渡邊泰典・向井悠一朗・森泰一郎)
第11章 建築の組織論(野城智也・藤本隆宏)
終 章 建築産業のものづくりのあり方
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