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出版社:有斐閣
出版日:2017年12月06日頃
ISBN10:4641164657
ISBN13:9784641164659
販売価格:4,290円
企業の枠や国境を越えて技術や知識が世界的に流通する現在,イノベーションも企業や国境を越えて生まれる。現象としてのオープン・イノベーションと,戦略的意図をもつオープン化戦略とを区別し,日本企業の戦略に必要となる概念と理論を整理・解説する。
第1部 オープン化戦略を促す要因
1. オープン化の背景と分類(真鍋誠司・安本雅典)
2. オープン化を促す環境(安本雅典・真鍋誠司)
3. オープン化戦略を可能にする企業の能力(真鍋誠司・安本雅典)
補 論 オープン化と複雑化するシステム(安本雅典)
(ショートケース)大阪ガス(真鍋誠司)
第2部 オープン化戦略を支えるマネジメント
4. 市場情報のマネジメント(川上智子)
5. 技術情報のマネジメント(貴志奈央子)
6. オープン・イノベーションと内部組織・戦略策定(椙山泰生)
7. 企業間ネットワークのマネジメント(若林直樹)
8. エコシステムのマネジメント(永山晋・井上達彦)
補 論 技術の公開とマネジメント(安本雅典)
(ショートケース)ナインシグマ・ジャパン(真鍋誠司)
第3部 オープン化戦略のバリエーション
9. アライアンス戦略(加藤みどり)
10. プラットフォームビジネス(立本博文・小川紘一・新宅純二郎)
11. 標準化戦略(糸久正人)
補 論 コンセンサス標準と知識のコントロール
(安本雅典)
(ショートケース)オープン化戦略を促す組織とネットワーク(安本雅典・糸久正人)
第4部 オープン化戦略による成果と今後の課題
12. 欧州のイノベーション政策(立本博文・小川紘一)
13. 経営政策(澤田直宏・中村洋・浅川和宏)
14. 価値づくりにおける課題(延岡健太郎)
(ショートケース) PARC(真鍋誠司)
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