|
出版社:放送大学教育振興会
出版日:2018年03月20日頃
ISBN10:4595318561
ISBN13:9784595318566
販売価格:3,410円
文学批評を実践するための理念と方法論を3つの観点から学ぶ。1文学作品を批評するとはどのような行為なのかを、たとえば読書感想文が文学批評になっていくためには何が必要か等を通して学習する。2文学作品を解釈するときにどのような要素に注目すべきなのかを、小説と詩、散文と韻文とに分けて学習する。3現代の主要な批評理論を選び、その理論の解説及び具体的な作品解釈を通してそれぞれの批評理論の理念と方法論とを学習する。
1.文学批評とはどのような行為かー本科目のねらい 2.詩の分析(1)-詩的言語について 3.詩の分析(2)-近代詩を読む 4.小説の分析ー物語から小説へ 5.映画の分析ーテクストとしての映画 6.ナラトロジー(1)-物語のディスクール 7.ナラトロジー(2)-焦点化と語りの人称 8.精神分析批評(1)-テクストの無意識 9.精神分析批評(2)-『ハムレット』の場合 10.マルクス主義批評ー階級とイデオロギー 11.フェミニズム批評(1)-家父長制的イデオロギーの暴露 12.フェミニズム批評(2)-ガイノクリティシズム 13.ポストコロニアル批評(1)-「ペンによる帝国の逆襲」 14.ポストコロニアル批評(2)-グローバリゼーション時代における批評と文学 15.まとめー読むことをめぐって
|