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出版社:勉誠出版
出版日:2017年06月30日頃
ISBN10:4585200576
ISBN13:9784585200574
販売価格:2,200円
ウェブの世界が席巻するなか、この20年間問われていたのは、情報の「ハブ」であるべき公共図書館のデジタル化だった。
さらに時代は過ぎ、もはや議論は次の展開に入ろうとしている。
先ずネットでしらべることが当然視される中で、公共図書館はどうあるべきか。
本書はその問いに応えるために、電子書籍市場の実態や米国図書館、日本の大学図書館との比較を通して、ポストデジタル時代に対応する公共図書館の未来像を活写する。
まえがき 植村八潮
1 電子書籍・電子図書館が抱える「下部構造的」課題 吉井順一
2 米国公共図書館の電子書籍サービスの発展 伊藤倫子
3 電子書籍のもたらす変革と図書館の対応 植村八潮
4 日本の大学図書館における電子コンテンツサービスの現状と問題点 入江伸
5 公共図書館におけるデジタルコレクションとデジタルサービスの位置づけ 野口武悟
6 電子図書館からデジタルアーカイブへ 渡邊太郎
7 電子書籍と公共図書館:デジタルアーカイブという可能性 柳与志夫・松永しのぶ
8 公共図書館の未来とデジタル化への展望 田村俊作
あとがき 柳与志夫
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