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日本人は本当に無宗教なのか(924;924)

著者:礫川全次
出版社:平凡社
出版日:2019年10月17日頃
ISBN10:4582859240
ISBN13:9784582859249
販売価格:924円
日本人は「無宗教」と言われるが、本当にそうか。 かつての日本では、宗教と習俗とが補完し合う形で 人々の心を支え、社会や共同体を支えていた。 ある時期まで、日本人は十分に「宗教的」だった。 では、いつから日本人はいつから無宗教になったのか。 どうして無宗教になったのだろうか。 日本人の間に「無宗教」が生じた時期、 その背景について歴史民俗学的考察を試みる。 《目次》 はじめに 第一章 かつての日本人は宗教的だった 『今昔物語』に見る日本人の冥途観/鎌倉新仏教と武士 ザビエルの手紙に書かれた日本人信者の悩み/「妙好人」に見られる宗教的発想 日本人の親切心と宗教心 第二章 近世における「反宗教」と「脱宗教」 一向宗はなぜ民衆の支持を集めたのか/キリスト教に対する権力の恐怖と憎悪 進んで支配体制に加わった仏教/近世の武士における反宗教的感情 心学は町人が生んだ脱宗教的学問 第三章 本居宣長と平田篤胤の思想 本居宣長と上田秋成の「論争」/「優れた国柄世界が仰ぐ」 本居宣長の皇国思想は宗教か/「宗教か否か」の基準/平田篤胤は「大山師」か キリスト教神学を学んだ平田篤胤/平田篤胤の復古神道について 第四章 幕末に生じた宗教上の出来事 水戸学とは何か/水戸光圀の宗教政策/アフリカで仏教に幻滅した外国奉行 「国家安全祈願」という宗教行事/「奉幣使」の再興と排仏思想 「キリシタン再発見」という事件/つくられた宗教現象「ええじゃないか」 第五章 明治政府は宗教をいかに扱ったか 民衆はなぜ寺院や仏像を破却したのか/廃仏毀釈を支えた「来世より現世」 「浦上四番崩れ」に発展したキリシタン再発見 浦上キリシタンへの弾圧はなぜ中止されたか/物議を醸した「グナイスト談話」 「耶蘇教を仏教に改むべし」/シュタインの講義を受けた保守派のふたり 明治政府に採用されたシュタインの宗教政策 シュタインは神道を「宗教」と捉えていたのか/伊藤博文が「国家の機軸」に置いた皇室 皇室の藩屛としての華族 第六章 明治期における宗教論と道徳論 オールコックによる日本の宗教論/欧米諸国が問題視した日本の宗教的不寛容 日本人の無宗教について論じた福地桜痴/「日本国の道徳」を説いた西村茂樹 宗教と道徳に関する井上哲次郎の講話/織田萬の「神道非宗教論」 第七章 昭和前期の宗教弾圧と習俗への干渉 明治における盆踊り禁止令/乃木希典はなぜ盆踊り禁止に抵抗したのか 井上哲次郎の筆禍事件/井上が暴漢に襲われた理由/「ひとのみち」教団に対する弾圧 「ひとのみち」はなぜエロ宗教と呼ばれたのか/戸坂潤の「ひとのみち事件批判」 「疑似宗教国家」への転化/戦中における結婚問題/「結婚報国」というスローガン 終章 改めて日本人の「無宗教」とは 「宗教」と「性」の関係/宗教と習俗の共存関係/バテレン追放令とその発想 安定した宗教的環境の破綻/日本人の「無宗教」を成り立たせているもの 日本人はなぜ「無宗教」になったのか あとがき 参考文献
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