本ページはプロモーションが含まれています
神々は真っ先に逃げ帰った

出版社:人文書院
出版日:2020年05月08日頃
ISBN10:4409520814
ISBN13:9784409520819
販売価格:4,180円
日ソ戦争、抑留、そして戦後。捕虜たちはどう生き延び自分と社会をみつめたか?  著者は歴史家として、シベリア抑留を北東アジアの歴史と地政学のなかに置き直し、分析に有効な例として香月泰男、高杉一郎、石原吉郎を選び出した。苛酷な抑留体験をした彼らの戦中戦後をセンシティブにたどりながら、喪失の意味をさぐる。国家が責任をとらずに、特権階級だけが真っ先に難を逃れる構造はいまもかわらない。 謝辞 日本語版への謝辞 用語解説と凡例 地図 序章:神々は真っ先に逃げ帰った 第二章 歴史の中のシベリア抑留 皇族宮の話/日ソ戦争の実態/日本降伏の決定的要因は?/熱戦から冷戦へ/日ソ紛争:前史から本史へ 捕虜のソ連移送・抑留へ/動機としての労働力不足/記憶される抑留 第三章 香月泰男とラーゲリの世俗的世界 世俗的なもののイコン/赤い屍体/「私のヴィジョンは十倍にもなった」/「シベリア・スタイル」/イメージからテキストへ/芸術家の責任/私しかとらえられない美しさ 第四章 苦しんで得られた知ー高杉一郎とシベリアの「民主運動」 ヨシフ・ヴィッサリオーノヴィチ〔スターリン〕に感謝する!/ヒューマニストがラーゲリを解釈する/シベリア、民主主義の学校/小川五郎が高杉一郎に/極光のかげに/地獄の門/洞察に向かって/帰還へ向けて/苦しんで得られた知 第五章 石原吉郎ー最も良き私自身は帰って来なかった プロローグ:石原吉郎とヴィクトル・フランクル/生き残った者の疑問/記憶の原始的蓄積/ 石原の前半生/ラーゲリ生活/石原の最低点への落ち込み/鹿野武一、謎の男/これがダモイか? 終章 藤原ていー引揚者たちの苦難 スターリンが配慮しなかった人民/生きるための戦い:『流れる星は生きている』 生き残りの意味とメッセージ 註 文献 訳者あとがき 付表ーーー何人捕われ、何人死んだか?
お気に入り追加
ショップ

古本・中古価格

在庫詳細
アマゾン(中古)
検索中...
楽天市場(中古)
検索中...
Yahoo!ショッピング(中古)
検索中...
au PAY マーケット(中古) icon
検索中...
メルカリ
検索中...
楽天ラクマ
検索中...
Yahoo!フリマ
検索中...
ネットオフ
検索中...
駿河屋
検索中...
ブックオフオンライン
検索中...
スーパー源氏
検索中...
日本の古本屋
検索中...
ジモティー
検索中...
Yahoo!オークション
検索中...
モバオク
検索中...
DMM通販(中古)
検索中...
HMV & BOOKS(中古)
検索中...
ebookjapan(電子書籍)
検索中...
BookLive(電子書籍)
検索中...
honto(電子書籍)
検索中...
楽天kobo(電子書籍)
検索中...
紀伊国屋(電子書籍)
検索中...
お気に入り追加

新品・買取・口コミ

関連書籍

履歴すべて削除

キャンペーン・割引クーポン

©2006-2025 Bookget  古本買取  運営情報