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出版社:ニュートンプレス
出版日:2022年01月17日頃
ISBN10:431552509X
ISBN13:9784315525090
販売価格:1,620円
「パラドックスは人を迷わす不思議な手品のようなものだ」と経済学者であり、マジシャンでもある著者は語ります。そして「論理を正しく展開し、見かけ上の矛盾を明らかにすれば、どのようなパラドックスも解決する」と。この『名作パラドックス』では、数学、論理学、哲学、社会科学、物理学など、さまざまな分野の逆説問題を出題し、理解を助ける背景の提示とともに、一つずつ丁寧に解説します。
Part1では無限、確率、社会、論理の逆説問題を収録。著者の案内に沿って、興味のおもむくままに思いを巡らせてマインドの思い込みや常識をゆるめてみてください。今までと違った景色が見えるはずです。
謝辞
監訳者まえがき
序章
第1章 無限
1.1 ヒルベルトの無限ホテル
1.2 万能辞書
1.3 次元を渡る
1.4 バナッハ=タルスキーのパラドックス
1.5 カントールのパラドックス
第2章 ゼノンの運動のパラドックス
2.1 二分法
2.2 アキレスと亀
2.3 矢
2.4 競技場
第3章 超作業
3.1 トムソンのランプ
3.2 ロス=リトルウッドのパラドックス
3.3 ラロードゴシアの点質量
第4章 確率
4.1 眠れる森の美女
4.2 サンクトペテルブルクのパラドックス
4.3 二つの封筒問題
4.4 モンティ・ホール問題
4.5 ベルトランの箱
4.6 二人の子ども
4.7 シンプソンのパラドックス
第5章 社会的選択
5.1 コンドルセのパラドックス(投票の逆理)
5.2 アローの不可能性定理
5.3 ギバード=サタースウェイトの定理
第6章 ゲーム理論
6.1 ベルトランのパラドックス
6.2 ブライスのパラドックス
6.3 パロンドのパラドックス
6.4 ルービンシュタインのE メール問題
第7章 自己言及
7.1 ラッセルのパラドックス
7.2 嘘つきのパラドックスファミリー
7.3 ベリーのパラドックス
7.4 リチャードのパラドックス
7.5 ブラリ=フォルティのパラドックス
7.6 カリーのパラドックス
7.7 ゲーデルの不完全性定理
7.8 予期せぬ絞首刑
表記法ガイド
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