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出版社:木立の文庫
出版日:2020年10月20日頃
ISBN10:4909862145
ISBN13:9784909862143
販売価格:3,960円
人はさまざまな場面で人に出会います。
友人との出会い、子どもと大人の出会い、別れの出会いもあるかもしれません。
こうした場で胸に手をあてると「こころ」がなにか呟いています。
そして出会いの呟きあいに耳を澄ますと、“たましい”の囁きが聞こえます。
ーー困難を前に立ちすくむ人に、どのように出えるか?
このことを日々考えるのが《心理臨床》という営みです。
考えや感覚は別々でも、深いところで交わり重なるとき、“たましい”が響きます。
人との人との間をつなぐには、まず、こころの「水脈」を尋ねあてるところから……。
特別寄稿: 藤原勝紀
テスターとして、カウンセラーとして 小出めぐみ
「わたしの心」が目覚めるとき 仲 淳
「文化の病」の視点からみた現在の不登校に関する一考察 藤井信太郎
児童養護施設の心理的援助についての一考察 井上裕樹
自閉的な課題を主訴とした男児の事例 森岡理恵子
特別寄稿: 瀧口俊子
沖縄の風土に根ざした心理臨床の可能性 片本恵利
「禊」と個性化の過程 周 直民
男性のジェンダーと「たましい」 濱田智崇
心理療法を支える器としてのイメージの機能 清水亜紀子
箱庭砂箱の「青」をめぐって 名取琢自
私の「教育分析家」は「猫」だった 菅 佐和子
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