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出版社:共和国
出版日:2018年04月21日頃
ISBN10:490798636X
ISBN13:9784907986360
販売価格:2,530円
生誕150年を経て、いまも話題がつきることのない稀代の人類学者、南方熊楠。
青春時代の海外留学中から最晩年まで、彼のそばにはつねに猫の影がーー。そんな「熊と猫」の関係をめぐって、日記や著書はもちろん、直筆のイラスト、猫についての論考、猫を詠んだ俳句、友人に宛てた書簡などを断簡零墨まで集めました。
猫の目を通して熊楠のことがわかる、見ても読んでも楽しい1冊です。
[発掘資料・年表・ブックガイドも収録]
はじめに
第1章 南方熊楠ってどんな人?
1、虚像と実像
2、南方熊楠の生涯
第2章 熊楠と猫のエピソード
1、アメリカ放浪時代
2、ロンドン滞在時代
3、田辺定住時代
第3章 熊楠の猫の絵
1、大正十四年の「福猫」──小畔四郎宛書簡の猫絵から
2、小畔宛書簡の翻刻と猫の絵
3、猫で説法。土宜法龍宛書簡
第4章 熊楠の猫の俳句
第5章 南方邸と周辺の猫たち
第6章 南方家のペットと猫たち
第7章 猫に関する論考
1、英語論考
2、日本語論考
第8章 現代語訳「猫一疋の力に憑って大富となりし人の話」
第9章 熊楠の猫論考三点(付・現代語訳)
第10章 論考を読み解くための猫知識
1、古今東西、猫の歴史
2、猫の民俗
第11章 ブックガイド 熊楠と猫についてもっと知ろう!
参考資料
年表 熊楠と猫のあゆみ
猫に関する論考一覧
おわりに
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