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井上靖の歴史的想像力

著者:山田哲久
出版社:鼎書房
出版日:2024年02月02日頃
ISBN10:490728294X
ISBN13:9784907282943
販売価格:5,500円
歴史小説はどのように書かれるのか。 最初の歴史小説『漆胡樽』から、大岡昇平との間に論争を生んだ『蒼き狼』まで、現代小説『闘牛』で芥川賞を受賞した井上靖が歴史小説の書き手として認識されていく過程の中で書かれた歴史小説の生成過程を捉える研究。 『天平の甍』や『敦煌』、『蒼き狼』など多くの歴史小説を残した井上靖。 それらの背景には、歴史学の成果や同時代の歴史学者の助言による裏付けがあった。 井上靖の歴史小説は、歴史学の成果をどのように取り込み、また歴史学にどのように応答していたのだろうか。それぞれの歴史小説作品の資料となった文献を特定し、それらが小説化される過程において働いていた歴史的想像力の性質に迫る。井上靖の歴史小説の評価を再検討すると共に、歴史小説が同時代の歴史学と結んだ関係性を明らかにする。 序 章 第1部 歴史小説のはじまり 第一章 「しみ」という痕跡ー『漆胡樽』における歴史叙述 第二章 状況と想像力ー『玉碗記』執筆の周辺 第三章 典拠の機能ー『姨捨』の同時代性 第2部 歴史小説と歴史学 第四章 史実の断片と可能性としての歴史ー『僧行賀の涙』における歴史 第五章 史料の矛盾はどのように語られるかー『天平の甍』と『唐大和上東征伝』 第六章 複数の可能性を語るということー『敦煌』における歴史の空白 第3部 史実という陥穽 第七章 『蒼き狼』論争前夜ー井上靖における史実 第八章 歴史小説と典拠ー『蒼き狼』における歴史的想像力 第4部 様々な歴史小説 第九章 科学的説明と説話的物語ー『洪水』の方法と語り 第十章 歴史小説における暦法的時間ー『補陀落渡海記』と渡海僧の歴史 歴史小説研究参考文献目録(一九四五〔昭和二〇〕年〜二〇二二〔令和四〕年) あとがき 初出一覧 索  引
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