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柄谷行人と韓国文学

出版社:インスクリプト
出版日:2019年11月30日頃
ISBN10:4900997684
ISBN13:9784900997684
販売価格:3,740円
韓国に翻訳紹介されるや大きな衝撃を与えた柄谷行人の「近代文学の終り」。理念的優越性を失った文学に終焉を告げた「近代文学の終り」は、その再生産に携わる者たち──文壇、大学、版元からなる文学システム──にさまざまな反撥とすれ違いを生んだ。本書は、創作と批評、教育と出版を取り巻く文学生産システムを俎上に載せ、文学の真の敵を撃つ果敢な文芸批評であり、また1980年代以来の、柄谷行人の韓国文学との交通・交流を丹念に調べあげつつ展開される優れた柄谷行人論です。 目次 日本語版への序文 序文 第一章 文学の終焉と若干の躊躇い 一 文芸創作科の躍進と文学をやめた者たち 二  近代文学の起源と近代文学以後の文学 三 批評の躊躇い─予感することと宣言すること 四 近代批評の特質とその存在様式 五 制度と批評─批評家の必須条件 六 反復としての文学─純粋批評の誕生 第二章 「文学の終焉」をいかにして耐えるか 一 危機か、それともチャンスか 二 韓国文学の生存法 三 村上春樹という問題 四 批評という両刃の刀 第三章 批評の運命─柄谷行人と黄鍾淵 一 「柄谷行人」という亡霊 二 近代文学以後の文学 三 芸術の終焉または芸術の解放 四 「文学の終焉」と「芸術の終焉」 五 動物化する人間─コジェーヴの「終焉論」分析 六 批評の終焉または批評の転回 七 賭けとしての批評とその運命 第四章 批評の老年─柄谷行人と白楽晴 一 終焉か、価値=甲斐か 二 柄谷行人と韓国文学との出会い 三 「終焉」を前にして─白楽晴と黄鍾淵 四 批評の出会い─『文学と知性』から『創作と批評』へ 五 韓国文学と日本文学の出会い─金炳翼の観点から 六 批評の衝突A─「文学」をめぐって 七 批評の衝突B─「民族(nation)」をめぐって 八 批評の終焉─文学の敵となった文学 九 揺れる文壇体制─創批スーパースターズ 最後のファンクラブ 第五章 「語り」対「批評」─柄谷行人と黄晰暎 一 黄晰暎に対する礼儀─『パリデギ─脱北少女の物語』の内と外 二 韓国文学のルネッサンス─黄晰暎と村上春樹 三 韓国代表という栄光─黄晰暎とシム・ヒョンネ 四 ねじを巻く風景─『沈清』の場合 五 楽しいインタビューと最低限の尊重─小説家対批評家 六 小説から寓話へ─巫堂と探偵 七 経験と判断─「近代文学の終焉」という陰謀 八 黄晰暎と日本という国 九 わたしが張本人だ─黄晰暎対T・K生 一〇 語りを越えて─大江健三郎をめぐって 一一 「長雨」をめぐって─尹興吉と中上健次 一二 根底という幻想─尹興吉と黄晰暎 一三 間違った出会い─黄晰暎と中上健次 一四 語りから批評へ─黄晰暎と柄谷行 原註、訳註 文学者等一覧 訳者あとがき
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