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国文学とナショナリズム

著者:木下宏一
出版社:三元社
出版日:2018年04月06日頃
ISBN10:4883034569
ISBN13:9784883034567
販売価格:2,530円
国文学から「新国学」へ 近代国家体制において「国文学」はいかに「国家ノ須用ニ応スル学術技芸」(「帝国大学令」第一条)たらんとしたか。明治・大正期の東京帝国大学で国文を専修した三人の政治的文学者たちの学問的・思想的展開を跡づけ、近代学問としての国文学と近代思想としてのナショナリズムがダイレクトに接近・融合し、各々の「新国学」へと昇華されていく様態を通時的に明らかにする。 序 論  一 本書の目的 2 二 基本視座の確認 3 三 考察対象と本書の構成 9 注 12 第一章 沼波瓊音の学問と思想 第一節 個人から全体への道程 20 一 はじめに 20 二 キャリア形成 23 三 国文学者は「不思議なる宇宙」を驚いたか 26 四 〈始めて確信し得たる全実在〉とは何か 30 五 逸脱軌道 34 六 個人的思考からの脱却 37 注 39 第二節 国文学的ナショナリズムの萌芽 46 一 再び国文学者として 46 二 ナショナリズム実践運動へのめざめ 49 三 国文学者は国家革新の夢を見たか 52 四 「新国学」の建設に着手 56 五 東京帝国大学講義「日本精神ト国文学」 58 六 更なる前衛へ、終焉 63 七 小結 71 注 73 第二章 三井甲之の学問と思想 第一節 反漱石とヴント心理学の受容 88 一 はじめに 88 二 文学的出発 92 三 反漱石とヴントの個人心理学(実験心理学) 97 四 ヴントの民族心理学と「民族的生活」へのめざめ 104 五 日本はほろびず 108 注 114 第二節 親鸞思想の特異的受容 124 一 三井甲之と親鸞 124 二 宗祖から教祖へ 129 三 南無・阿弥陀仏から南無・祖国日本へ 135 注 140 第三節 三井流国学の思想 147 一 「しきしまのみち(ことのはのみち)」:言語論 147 二 「中今/永遠の今」:時間論 156 三 小結 164 注 167 第三章 久松潜一の学問と思想 一 久松潜一と「新国学四大人」 178 二 久松潜一と沼波瓊音 182 三 国文学から国学への志向 188 四 久松潜一と三井甲之 191 五 戦後の久松潜一 202 注 205 総 論  一 まとめ 220 二 今後の課題 222 注 226 あとがき 229 初出一覧 233
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