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出版社:オリエンス宗教研究所
出版日:1983年05月30日頃
ISBN10:4872320085
ISBN13:9784872320084
販売価格:4,400円
2000年の教会史の中で、最も初期の典礼を中心とする資料。使徒伝承をまとめた教会本来の祈りのあり方を示すものとして、第二バチカン公会議に大きな影響を与えた著作です。 司教、司祭の叙階から信者の入信式までが詳細に記載されており、古代教会のミサの原型が生き生きと描き出されています。ヒッポリュトスの原文校訂のプロセスもよくわかる対訳版。訳者による解説も理解を助けます。
目次
訳者緒言 序 文 凡 例
第1部 序 説
第1章『使徒伝承』の発見
第2章 ヒッポリュトスとはだれであったか?
第3章 資 料
l.ラテン語訳=L
2.アレキサンドリアの
『教会会議決議書』
A.サヒド語訳=S(Sl,S2)
B.ボハイル語訳=B
C.アラビア語訳=A
D.エチオピア語訳=E(El,E2)
3.『使徒憲章』=C
4.『使徒憲章第8巻の抜粋』=Ep
5.『主イエズス・キリストの遺言』=T
6.『ヒッポリュトスの規範集』=K
7.『クレメンスの8巻本』,第5巻=syr
第4章『使徒伝承』の構造
第5章 本文の確定
第6章 本書に収めた本文について
略号表
第2部『使徒伝承』の本文
1 序言
2 司教
3 司教聖別の祈り
4 奉献
5 油の奉納
6 チーズとオリーブの奉納
7 司祭
8 助祭
9 信仰告白者
10 やもめ
11 朗読者
12 おとめ
13 副助祭
14 人を癒す賜物
15 信仰を求めて初めて訪れる人
16 仕事と職業
17 仕事と職業(に関する調査)後の神のことばを聴く期間
18 神のことばを聴く人の祈り
19 求道者の上に手を置くこと
20 洗礼を受ける人
21 聖なる洗礼の授与
22 交わりの儀
23 断食
24 病者への贈り物
25 共同体の食事に灯し火を持って来る
26 共同の食事
27 求道者は信者とともに食事をしない
28 作法を守って、十分に食べる
29 感謝して食べる
30 やもめの食事について
31 司教にささげる果物
32 果物の祝福
33 復活祭には、食べてよい時刻以前には何も食べない
34 助祭は司教のそばに待機している
35 祈るべき時
36 奉献が行われる度に、エウカリスティア(聖体)の拝領は、他の物を食する前に行うこと
37 エウカリスティア(聖体)は注意深く保存すること
38 杯から一滴もこぼしてはならない
39 助祭と司祭
40 墓地
41 祈るべき時
42 十字架のしるし
43 結び
訳者解説 索 引 参考文献
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