新しい途を拓く

領域・分野を問わず新たな方向性を示す研究を先導する9名の執筆者が、それぞれの研究の意義や面白さを語る論考集。 まえがき　森本浩一 第一部 ものづくりと情報 第一章 自然の魅力をものづくりへ 阿部博弥 第二章 総合知と感性に基づいたものづくりの提案　坂井信之 第三章 脳神経マルチセルラバイオコンピューティングの挑戦 山本英明 第四章 不連続的に異なる枠組みに向かう現代暗号 静谷啓樹 第二部 人間・社会・歴史 第五章　「倫理の専門家」として病院で働く　田代志門 第六章　演劇的手法を用いた教育実践・社会課題に挑戦する 一脳科学者 　　　　の研究生活を振り返る　虫明元 第七章 歴史学が導く災害科学　蝦名裕一 第八章 情報と外交ー17世紀の幕府・対馬・朝鮮・中国ー　程永超 第九章　人類史を数理で読み解く -「変化を伴う由来」から生じる多様性ー　田村光平 あとがき　滝澤博胤