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著者:
出版社:フィルムアート社
出版日:2012年09月25日頃
ISBN10:4845912015
ISBN13:9784845912018
販売価格:2,310円
私は、こうして決定的なシーンを撮った。日本映画を代表するベテラン、気鋭、新鋭の話題の映画監督29名が、自作の中から「決定的ショット」を選択。撮る事の困難を、監督自らが書き下ろす。
第1章 カメラのまなざしの先に(大林宣彦「この空の花 長岡花火物語」-目線のテクニックを駆使し、観客参加型の映画を作る
入江悠「SRサイタマノラッパー」-音楽映画の常套手段を覆す ほか)
第2章 何を演出し、何を演出しないか(塚本晋也「KOTOKO」-わずかな身体の動きに全精魂を込めて
真利子哲也「NINIFUNI」-言葉では説明できないことを語るために ほか)
第3章 偶然と必然のあわいで(岩井俊二「ヴァンパイア」-イメージが増殖的に物語を生む
松江哲明「フラッシュバックメモリーズ3D」-「映ってしまったもの」が持つ強度 ほか)
第4章 「場」を生みだす力(河瀬直美「沙羅双樹」-刹那的なものを記録する奇跡に出会うこと
山下敦弘「天然コケッコー」-みんなのものであり、誰のものでもないショット ほか)
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