現代に立つ親鸞

ほんとうの人生とは何か。 乱世のなかに真実を追求してやまなかった親鸞精神こそが対立解消の世界であることと感得した一冊。 【目次（抄）】 はしがき 第一章 比叡山にある親鸞 第二章 流罪と愚禿 第三章 親鸞の信心 第四章 真実の人生と信心 第五章 すでに来ていた弥陀の本願力 第六章 真実信の世界 第七章 自然法爾 第八章 人生を真実に生きる あとがき はしがき 第一章 比叡山にある親鸞 第一節 山における親鸞の苦闘 第二節 人間存在の矛盾 第二章 流罪と愚禿 第一節 流罪、愚禿、非僧非俗 第二節 法然と親鸞との結びつき 第三章 親鸞の信心 第一節 入信の過程 第二節 第十九願 第三節 第二十願 第四節 第十八願 第五節 親鸞の信 第四章 真実の人生と信心 第一節　人生になぜ信仰が必要か 第二節　現実の自己を見つめる信 第三節 罪悪生死の凡夫 第四節 救われた自己 第五章 すでに来ていた弥陀の本願力 第一節 十方に響きわたる弥陀のよび声 第二節 在らしめて在る 第三節 ほんとうの自己のすがた 第六章 真実信の世界 第一節 真実の二つの意味 第二節 批判精神 第三節 自己と人生 第七章 自然法爾 第一節 自然法爾とは何か 第二節 絶対静としての自然と絶対動としての自然 第八章 人生を真実に生きる 第一節 地獄の人生 第二節 光明の人生 第三節 自然の道理としての人生 あとがき