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出版社:文眞堂
出版日:2019年12月05日頃
ISBN10:4830950544
ISBN13:9784830950544
販売価格:3,080円
反グローバリズムと保護主義の台頭によって世界経済秩序が大きく揺らいでいる。先行きが不透明となった世界経済の潮流をどう読み解くか。本書は、長期化する米中貿易戦争の危うい構図、混迷する英国のEU離脱(ブレグジット)、機能不全に陥ったWTO、きしむ国際政策協調など、焦眉の問題を取り上げ、揺らぐ世界経済秩序の現状と課題について考察。
第1部 揺らぐ世界経済秩序とグローバル・ガバナンス
第1章 保護主義,反グローバリズムと日本の対応
第2章 WTO体制の危機とメガFTA
第3章 揺れるEU:ブレグジットの結末
第4章 中国の過剰生産能力問題と貿易救済措置
第5章 国際政策協調再考
第2部 トランプ・リスクと貿易戦争の行方
第6章 トランプ政権における対中通商政策の決定過程 対中協調派と対中強硬派の相克「関与」か「牽制」か
第7章 WTOルールとトランプ政権の通商政策
第8章 米中経済関係の新たな焦点
第9章 トランプ・リスクと日本企業の北米戦略
第10章 暴走するトランプ政権と日本の通商戦略:ディールの罠
第3部 世界経済の新たな潮流:期待と不安
第11章 貿易戦争とデジタル技術:ASEANの開発戦略改編
第12章 国際的な生産ネットワークと通商政策
第13章 EUはヨーロッパ経済の問題を解決できるか
第14章 脱ドルを模索するロシア
第15章 人民元の国際化の条件
第16章 一帯一路構想と日本の対応
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