|
出版社:経団連出版
出版日:2012年10月20日頃
ISBN10:4818512036
ISBN13:9784818512030
販売価格:1,540円
改善とは何をどうすることなのでしょうか。
本書では、どんなことでも、どんなやり方でもいいから、身の回りでやりにくく感じたり、困ったりしたことを自分たちの力で、知恵を使って、みんなで「変え続けていく」ことだと定義しています。
そして提案するのが「チョコ案制度」です。ちょっとした改善アイデアをみんなで実行して、それを簡単に用紙に書いて報告するから「チョコ案」です。これまでの堅苦しい提案制度と違い気楽で気軽な方法ですが、“みんなが”“ずっと”取り組むことで、びっくりするほど大きな成果をもたらします。
だれもが本来的に持っている改善についての潜在能力が引き出され、それが会社から認められるので、会社のなかに居場所もでき、やりがいも働きがいも生まれます。
私たち一人ひとりの行動は微々たるものでも、全員がずっとやり続ければ、必ず大きな変化を起こせます。まずはやってみましょう。やれば結果はすぐにわかります。正しかったらさらに前進。間違ったら元に戻せばいいだけです。元に戻したとしても、そのプロセスに必ず学びがあります。
1 「チョコ案」制度とはどのようなものか
なぜ改善はなかなかすすまないのか/「現場」に真の問題がある/結果もプロセスも評価する/改善提案は質より量を/「できない」思い込みを払拭する
2 改善を成功させるポイント
全体最適で考える/だれが、何を、どこから始めるか/「アナログ」コミュニケーションのすすめ/16の改善キーワード/標準神話を疑ってみる/最初から完璧はありえない/自社のモノづくりレベルを理解する/現場・現物を改めて徹底させる
3 「チョコ案」が会社を変える
成功へのサイクルを回す/元気に惜しみなくほめる/緊張感も安心感もある職場をめざす/人を育てる仕組みを整える/経営者の悩みも解決する/改善に終わりなし
|