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出版社:昭和堂
出版日:2020年04月06日頃
ISBN10:4812219205
ISBN13:9784812219201
販売価格:3,080円
農業者や経営者は、地域と濃密な関係を築き、互いに支えあうことが必須である。多様な関係者とネットワークを構築することで、革新的なサービスの創造や持続的な農業経営の発展、地域農業の活性化が可能となるのだ。健全に農業を実践する主体である「農企業」がいかに農業経営をおこない、地域との関係を築いているか、多様な姿を掘り起こして未来の農業を考える。
第 1 部 農企業の変貌と地域へのひろがり
1 農企業による地域の農業生産諸資源の保全・再生ー人と農地に焦点を当てて
2 農企業と地域産業クラスターー日本のブドウ産地を事例として
3 企業の農業参入が地域社会に与える影響ーアンケート調査にみる関係性の変化
4 農企業における外国人雇用の促進ー地域社会へのとけこみ(川崎)
第 2 部 農企業と地域社会との輪の拡大
5 有機農業における地域の生産者と消費者の関係変化ー神奈川県内でのCSAと産消提携の取り組み
6 都市農村交流が農村にもたらす変化ー三重県伊賀市上高尾地区を事例として
7 農業経営が地域環境と生態系の維持・保全に果たす役割ーツシマヤマネコとの共生を目的とした農業
8 地域に焦点を当てた第二の有機農産物認証システムー日本における参加型認証制度の普及可能性
9 6次産業化において地域資源をどうとらえるかー地域資源と相互扶助の経済
10 6次産業化の現段階と支援体制ーさらなる推進に必要な支援とは
第 3 部 海外の農企業の地域とのかかわり
11 園芸農産物の流通網とその構造変化ータイ国都市近郊地域
12 酪農生産の動向とクラスター展開ー中国内モンゴル
13 連帯経済とソーシャルメディアーフランスの農業
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