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公共的知識人の誕生

著者:田中祐子
出版社:昭和堂
出版日:2019年04月04日頃
ISBN10:4812218209
ISBN13:9784812218204
販売価格:6,600円
本書はスウィフト研究であり、彼の名作『ガリヴァー旅行記』の新解釈を試みるものである。『ガリヴァー旅行記』に込められた風刺の意図は複雑である。その対象は当時のイングランド社会を中心に、貨幣信用経済や宗教、王立協会、習慣や伝統、さまざまな国や社会の政治、文化伝統にも及び、それは旅行記かつ風刺文学という形式をとった、まさに包括的な文明批評である。『ガリヴァー旅行記』以外の主要な著作についても触れながら、これまでの研究では掘り下げが不十分だったスウィフトの政治経済思想にも踏み込み、その社会思想を歴史の多様な文脈のなかで読み解く。時代精神の腐敗を憂い、アイルランドの自由を奪いながらも賄賂を恥じない多くの為政者を批判し、ブリテンの政争・金権・頽廃を告発したスウィフトこそ、公共的知識人の典型であったのではないだろうか。 序 章 公共的知識人としてのスウィフト ■第1部 思想形成と論壇デビュー(1667-1709年)  第1章 スウィフトの出自と自己形成  第2章 ムア・パークの日々  第3章 ホイッグとしての論壇デビュー  第4章 作家活動の開始 ■第2部 公共的知識人(1710-1726年)  第5章 アン女王時代の政治活動と思想  第6章 トーリーの政論家として  第7章 首席司祭スウィフトとアイルランド問題  第8章 スウィフトはジャコバイトか  第9章 ウォルポールとスウィフト ■第3部 『ガリヴァー旅行記』とその後(1727-1745年)  第10章  政治経済の風刺家としてのスウィフト  第11章 『ガリヴァー旅行記』における政治的徳  第12章 ヤフーとは何か  第13章 『ガリヴァー旅行記』における財政金融制度批判  第14章 『ガリヴァー旅行記』における語り/騙りと信用経済 終 章 奴婢訓と晩年のスウィフト 参照文献/参考年表/あとがき/索引(人名・事項・著作)
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