|
出版社:彩流社
出版日:2018年04月25日頃
ISBN10:4779124409
ISBN13:9784779124402
販売価格:2,530円
民主主義の中にはデーモンが隠れている。
あるいは、民主主義の中からデーモンが生まれてくる
ーー
戦争責任、戦争犯罪、象徴天皇制、靖国参拝、
「慰安婦」問題、自衛隊、日米安保、沖縄米軍基地、
核兵器、原発事故、原発再稼働……
私たちの民主主義とはいったい何だったのか。
何度も問われてきたはずの問いを、
今なお私たちは問い続けなくてはならない。
フランス滞在から帰国後の思想家・鵜飼氏、
ハンナ・アーレント等、政治思想の研究者・岡野氏、
軍事史が専門の田中氏に、
前田朗氏がインタビューで鋭く斬り込む。
もくじ
はしがきーーデーモンクラシーと闘うために
第1部 歴史、記憶、責任、そしてーー
第1章 「慰安婦」=性奴隷について語る意味/岡野八代
第2章 世界の中の「慰安婦」問題/田中利幸
第3章 レイシズムに覆われた世界/鵜飼哲
第2部 権力としての原発、対峙する民衆
第1章 民主主義にとって原発とは/岡野八代
第2章 原発と原爆の密接なつながりを問う/田中利幸
第3章 私たちはどこにいるのか/鵜飼哲
|