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出版社:松柏社
出版日:2020年03月31日頃
ISBN10:4775402692
ISBN13:9784775402696
販売価格:5,280円
20世紀英国小説研究の新しい傾向を踏まえつつ、「小説を読む」意味を問い直す。
ヘンリー・ジェイムズからカズオ・イシグロまでの重要な作家の作品論を、幅広い世代の18人の論者が展開する。
高橋和久による20世紀英国小説批評の大きな地図となる序文も読みどころ。
目次
モダニズムからポストモダニズムへ●高橋和久
ヘンリー・ジェイムズ『金色の盃』●垂井泰子
ジョセフ・コンラッド『シークレット・エージェント』●丹治 愛
E・M・フォースター『眺めのいい部屋』●浦野 郁
D・H・ロレンス『息子と恋人』●倉田賢一
フォード・マドックス・フォード『善き兵士』●川本玲子
キャサリン・マンスフィールド『幸福』●侘美真理
ジェイムズ・ジョイス『ユリシーズ』●桃尾美佳
ヴァージニア・ウルフ『幕間』●片山亜紀
イーヴリン・ウォー『ブライズヘッド ふたたび』●長島佐恵子
ジョージ・オーウェル『一九八四年』●河野真太郎
マーガレット・ドラブル『碾臼』●川崎明子
ジョン・ファウルズ『フランス軍中尉の女』●大久保 譲
サルマン・ルシュディ『真夜中の子供たち』●秦 邦生
アラスター・グレイ『ラナーク』●猪熊恵子
ドリス・レッシング『夕映えの道 よき隣人の日記』●迫 桂
アンジェラ・カーター『夜ごとのサーカス』●吉野由起
J・M・クッツェー『鉄の時代』●小山太一
カズオ・イシグロ『充たされざる者』●武田将明
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