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出版社:白澤社
出版日:2021年02月05日頃
ISBN10:4768479847
ISBN13:9784768479841
販売価格:2,640円
1992年に提訴された元慰安婦と女子勤労挺身隊被害者が原告となった「釜山従軍慰安婦・女子勤労挺身隊公式謝罪等請求事件」、通称「関釜裁判」の支援、そして立法運動へと奔走した夫妻の28年間の活動と原告たちとの交流の記録。
地方都市・福岡で夫妻が中心となり立ち上げられた「戦後責任を問う・関釜裁判を支援する会」は、2013年9月に解散したが、原告たちに寄り添いながら、真の解決とはどうあるべきかを悩み探りながら行動し続けた。本書は、解決をめざして奮闘した市民運動の貴重な記録であり、日韓交流の未来に向けたメッセージである。
序章 関釜裁判とは
第一章 関釜裁判第一審──下関判決
第二章 関釜裁判第二審から敗訴確定まで
第三章 勤労挺身隊裁判──第二次不二越訴訟
第四章 被害者の誇りを傷つけた「国民基金」・加害責任を否定する歴史修正主義との闘い
第五章 朝鮮人強制動員労働者の遺骨調査
第六章 慰安婦問題の歴史認識の検証と立法解決に向けた活動
第七章 関釜裁判を支援して──支援する会とハルモニたち
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