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出版社:汲古書院
出版日:2021年11月17日頃
ISBN10:4762966959
ISBN13:9784762966958
販売価格:18,700円
【内容目次】
序文 (市川桃子)
石川忠久先生 略年譜
石川忠久先生 主要著書
中国の文学と文化
『毛詩』に見える「萬舞」についてーー邶風・簡兮篇を中心にーー(藪 敏裕)
陶淵明における柳の意味について(増野弘幸)
陶淵明、謝霊運から謝朓への詩風と詩語の継承(佐藤正光)
斉梁艶詩における「中人」について(大村和人)
御製詩とその「泰和…応詔」詩にみる政治に対する詩の機能性について(矢嶋美都子)
月の「徘徊」が意味するものーー李白「月下独酌」を中心としてーー(遠藤星希)
李白「白髪三千丈」の意味と数字の用法(市川桃子)
唐代詩歌に見える故郷の月ーー「漢月」を中心にーー(高芝麻子)
薛濤「九日遇雨」詩と重陽の詩における正と変(セン 満江)
唐代小説「辛察」と「煎餠招鬼」(澤崎久和)
王安石詠金陵詩(和田英信)
北宋太守の文学ーー蘇軾の密・徐知州時代における詩詞と文ーー(内山精也)
文徴明の「落花詩」--典故による新たな詩的空間ーー(鷲野正明)
阮元の詩に表された「茶」について(直井文子)
『桐橋倚棹録』と近代蘇州の文人たちーー王伯祥・顧頡剛・葉聖陶・兪平伯ーー(大木 康)
楚の初期王諡について(三上英司)
馬王堆漢墓帛書《陰陽五行》甲編
--「祭(三)」「宜忌」「諸日」「祭(二)」綴合校釋ーー(名和敏光)
空飛ぶ人面魚たちーー晋・前涼王朝の『山海経』受容と西北認識ーー(松浦史子)
日本の文学と文化
尺五堂釈菜式における「聴講詩経」詩十七首(日原 傳)
山中静逸の収集に係る小野湖山・谷鐵臣「まくり」詩稿について(池澤一郎)
朝鮮通信使関連刊行物の朝鮮人言葉を通じてみた朝鮮の表象(石川泰成)
野田の観桃をめぐる詩文
--佐藤元萇・大沼枕山・宮本鴨北・渋沢栄一等と造醬家茂木氏ーー(町 泉寿郎)
大沼枕山による齋藤竹堂の詩の改変に就いて
--宮城県図書館所蔵『竹堂詩鈔』枕山自筆加評本の紹介ーー(堀口育男)
揚州における吉嗣拝山(長尾直茂)
『日本閨媛吟藻』の研究(大戸温子)
鄭孝胥執務室から見た「満洲」--宇佐美勝夫国務顧問の役割ーー(菊地隆雄)
「岳堂体」初探ーー石川忠久の漢詩の作風分析ーー(早川太基)
江戸期のことば(童子)の教育(1)--『新童子往来万世宝鑑』からみるーー(安居總子)
簡野道明編の女子漢文教科書の日本素材(加藤国安)
漢詩素材としての『日本外史』
--教育者・西川文仲による『日本外史楽府』についてーー(有木大輔)
跋(セン 満江)
編集後記
執筆者一覧
英文目次
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