|
出版社:北大路書房
出版日:2016年04月10日頃
ISBN10:4762829323
ISBN13:9784762829321
販売価格:2,200円
一人ひとりの生徒が自らの頭で考える。そして,仲間と考えを比較吟味し,より適切な答をつくっていく学習スタイル,それが「協調学習」である。今まさに求められている主体的・協働的な学びの形であり,本書では「知識構成型ジグソー法」という型を通し,科目別の授業デザイン等,実際の授業づくりに役立つ知見をまとめる。
◆推薦のことば
認知科学、学習科学の研究成果に基づく、
グローバル化と21世紀型スキルの時代に
最も相応しい授業法の解説書
徳永 保 氏
(元国立教育政策研究所所長/筑波大学教授)
◆執筆者一覧
飯窪 真也 東京大学大学発教育支援コンソーシアム推進機構 はじめに,第1章,第2章,第3章
三宅 なほみ 東京大学 大学総合教育研究センター 第1章
畑 文子 埼玉県立大宮高等学校 第2章第2節
齊藤 萌木 東京大学大学総合教育研究センター 第2章第3節
下川 隆 埼玉県立浦和第一女子高等学校 第2章第3節
白石 紳一 埼玉県立大宮光陵高等学校 第2章第4節
下山 尚久 埼玉県立皆野高等学校 第2章第5節
杉山 二季 東京大学大学発教育支援コンソーシアム推進機構 第2章第6節
山崎 勝 埼玉県立和光国際高等学校 第2章第6節
成田 秀夫 学校法人河合塾 教育研究開発本部 第4章
片山 まゆみ 学校法人河合塾 教育研究開発本部 第4章
石鍋 京子 学校法人河合塾 教育研究開発本部 第4章
堀上 晶子 学校法人河合塾 第4章
高井 靖雄 学校法人河合塾 教育研究開発本部 第4章
白水 始 国立教育政策研究所初等中等教育研究部 おわりに
はじめに
第1章 「協調学習」の考え方
1.背景となる考え方(講演記録)
2.協調的な学習の仕組み
3.協調学習ー「わかった!」とその先にあるものー
4.私たちがやってきたことをどう評価し,次につなげて行くか
第2章 実践例
◎実践例の見方,評価の考え方
◆国語 『伊勢物語』での実践例
「平安貴族たちが求めた『雅』とは?」
◆地理歴史 世界史「宗教改革」での実践例
「カール5世はなぜルター派を容認したか」の授業
◆数学 「確率」での実践例
「空間図形上を移動する点についての確率」の授業
◆理科 化学「酸・塩基」での実践例
「紫キャベツでヤキソバを作る」
◆英語 コミュニケーション英語での実践例
「Sleeping Hours」
第3章 実践に向けて
1.単元計画における「知識構成型ジグソー法」の活用例
2.授業づくりのポイントーQ&A-
第4章 河合塾での展開ー河合塾ジェネリックスキル講座ー
1.ジェネリックスキル講座とは
2.事例紹介
3.まとめ
おわりにー解題にかえてー
|