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出版社:学文社
出版日:2008年04月05日頃
ISBN10:4762016624
ISBN13:9784762016622
販売価格:1,980円
学校教育における学校行事や特別活動の位置とその教育的意義を解明。
子どもたちの自治的活動と文化的活動の実践のイメージがもてるように、原理的・実際的な観点から課題を深める。教育現場の実態や具体的な課題に即し、教師相互の連携を助ける実践編を含む。
【執筆者】三輪 定宣、折出 健二、植松 保信、住野 好久、鈴木 庸裕、和井田 清司、藤岡 恭子、馬場 雅史、福井 雅英、植田 一夫、佐藤 功
序 教師と教育学
第1章 特別活動の位置とその教育的意義
1 教科外の教育的位置と意義
2 特別活動の目的と内容・方法
3 特別活動の指導方法と関係論・参加論
第2章 教育実践としての特別活動
1 特別活動という教育実践
2 特別活動における指導のポイント
3 子どものりかいと特別活動の指導
4 つながりと自治の指導
第3章 特別活動における自治と文化ー実践の立場からー
1 「子ども主体」の学校にしたい
2 自治を育てる児童会活動
3 文化をはぐくむ児童会活動
4 子どもが生きる学校行事
第4章 学級・学年集団の活動と特別活動
1 学校の基礎集団としての学級(ホームルーム)
2 学級・学年集団における特別活動の目標
3 子どもたちの実態から学級活動の目標・内容を構想する
4 学級の人間関係を変革し、発達を促す学級活動の展開方法
5 領域横断的な学級・学年活動を
第5章 学校行事と特別活動
1 学校行事の歴史
2 学校行事の目的
3 学校行事を取り巻く文化論
4 子どもたちにどんなちからを育てるのか
第6章 子どもの学校参加と特別活動
1 『蛍雪時代』にみる学校原風景
2 子どもの学校参加の可能性と課題
3 子どもの参加と教育実践
4 子どもの参加と民主的学校づくり
第7章 特別活動における「体験活動」の意義
1 学習指導要領における「体験活動」と「体験的な学習」の位置づけ
2 特別活動の目標と「体験活動」との関係
3 体験そのものがもつ教育力と教師の指導性
4 「体験活動」を取り入れた特別活動の指導構想
5 学校独自の教育課程編成の重要性
第8章 特別活動にふさわしい教育評価
1 子どもたちは特別活動がそれにふさわしく評価されることを求めている
2 特別活動の評価の現状
3 特別活動の評価に求められる視点と方法
第9章 特別活動と教師の共同性
1 学級や学年,教科の壁を越えてー私の体験から
2 教職員がつながれない学校の現実をどう克服するか
3 特別活動の実践経験
4 重要な教師の共同性
5 特別活動と子ども理解のカンファレンス
実践編1 子どもの参加と自治
実践編2 学校の「内」と「外」とに足をかけてー生徒たちの自主性が育つ場
索 引
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