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出版社:学文社
出版日:2005年04月15日頃
ISBN10:4762014001
ISBN13:9784762014000
販売価格:1,980円
センター試験(国語)で好成績を収めたとしても、レポート発表や論文作成といった日本語能力(言語技術)の使用場面において、その 国語力 がそのまま通用するとは限らない。
大学に必要な日本語能力とは何か、どうやって高めていくのか。ことばのしくみから始め、レポート・論文作成の技術までを具体的に明らかにし、真の国語力を身につける。
1 ことばのしくみ
1 ことばのしくみとしての語彙と文法
2 ことばであるということ
3 母語と外国語
4 ふたたび語彙と文法について
5 日本人と外国人の日本語文法
6 「?する」と「?している」
7 ことばのしくみの習得
8 話し合いことばと語りことば
9 語りことばの意義
2 ことぱによる認識と思考の発達
1 母語習得の教育的意義
2 子どもにおけることばと思考の発達
3 話しことばと書きことばとの関係
4 ことばの自覚性と随意性の発達
5 概念体系の発達こそが鍵
3 ことばづかいと文体:場にふさわしいことばの使い方
1 輪郭と展開
2 「規範」という統制,「公共性」への転回
3 「敬語」と「方言」と「標準語」は問題の基本
4 二つの「規範」の相関性のなかに
5 「公共性」が問われるとき
6 「規範」の教育と「公共性」の教育
7 情報化社会における「ことばづかいと文体」
4 文章表現法入門:説得のためのレトリック
1 広義のレトリックと狭義のレトリック
2 何を書くか:発想の方法
3 いかに組み立てるか:構成の方法
4 いかに書くか:修辞の方法
5 説明的文章と文学作品の読み方
1 説明的文章と文学作品の違い
2 説明的文章の読み方
3 文学作品(小説)の読み方
6 批判的リテラシー:文章を吟昧する方法
1 吟味すること・批判することの意味
2 その語彙の裏にどのようなものの見方・考え方が隠れているかを考える
3 「事実」選択の裏にどのようなものの見方・考え方が隠れているかを考える
4 解釈・推論の不整合・飛躍を見抜くこと
5 吟味のためのさまざまな方法
7 メディア・リテラシーわたしたちは世界をどのようにして認識しているか
1 「人間の拡張」
2 メディア・リテラシー
3 観点1どういう人が受け手として想定されているか?
4 観点2何が信糧性・重要性を支えているか?
5 観点3さまざまな文化に向き合う
6 表現活動におけるメデイア・リテラシー
7 メディアはメッセージである
8 発表・報告・プレゼンテーションの技術
1 大学生に必要とされるプレゼンテーション・スキル
2 〈教室プレゼンテーション〉の概要
3 〈教室プレゼンテーション〉の聴衆分析
4 20のプレゼンテーション・スキル
9 討論・ディベートの技術
1 なぜ討論・ディベートか
2 討論・ディベートの基礎モデル
3 討論の技術
4 ディベートの技術
5 質疑の重要性
10 レポート・論文作成の技術
1 文章を書くとはどういうことか
2 レポート・論文を書く目的と方法
3 構成と文体についての留意点
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