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横光利一とその時代

著者:黒田大河
出版社:和泉書院
出版日:2017年04月08日頃
ISBN10:4757608306
ISBN13:9784757608306
販売価格:5,280円
『機械』『蠅』などの作品で知られ、川端康成とともに新感覚派を代表する作家・横光利一。本書は横光の作品研究を中心に、昭和文学史におけるモダニズムの可能性と限界を明らかにする。第1部ではモダニズム文学を映画的認識と捉え、横光の文体、同時代作品と思潮との関わりを論じる。第2部では『上海』『旅愁』に見られる異文化体験の意味を考察。欧州体験とアジア体験の関わりを解き明かす。第3部では戦時メディアの可能性と功罪を論じ、横光作品がそれらを意識した上で戦中・戦後を描き得たことを明らかにした。歿後70年を迎え、横光利一の文学世界を再評価。 序論 横光利一ーーモダニズム文学の可能性 第1部 横光利一とモダニズムの時代 第一章 モダニズムの光源ーー映画的認識と形式主義文学 第二章 「ナポレオンと田虫」--歴史である「かのやうに」 第三章 「純粋小説論」と主知主義とをめぐって 第四章 「故郷」としての「関西文化圏」--「三つの記憶」から 第2部 異文化体験をめぐって 第五章 『上海』試論ーー身体と言語をめぐって 第六章 アジアへの旅愁ーー横光利一の〈外地〉体験 第七章 作品としての『歐洲紀行』--『旅愁』への助走 第八章 横光利一の回帰ーー欧州体験から『旅愁』へ 第九章 『旅愁』論のアポリアーーポストコロニアル・ナショナリズム研究の領域から 第一〇章 堀田善衞と上海ーー「祖国喪失」と「無国籍」のあいだで 第3部 メディアと戦争をめぐって 第一一章 「国民」統合の〈声〉の中で〈書く〉ことーー時局雑誌『放送』に見る戦時放送と文芸(一) 第一二章 重層化する〈声〉の記憶ーー時局雑誌『放送』に見る戦時放送と文芸(二) 第一三章 『夜の靴』--〈敗戦〉という「不通線」 第一四章 「微笑」論ーー横光利一の戦中・戦後 初出一覧 あとがき 索引
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