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出版社:NTT出版
出版日:2016年09月08日頃
ISBN10:4757123256
ISBN13:9784757123250
販売価格:4,950円
故・青木昌彦氏が2011年に北京で開催した国際経済学連合の世界大会の記録から、青木氏が精選した論文で構成する1冊。日本と中国の近代革命を分析した巻頭論文は、青木氏が単独で執筆した最後の論文である。比較制度分析のフロンティアから来たるべき世界の課題を展望する。
第1章 青木昌彦:政治ー経済的プレイにおける前近代から近代的状態への移行:明治維新と辛亥革命
第2章 ローセンサール&ウォン:大分岐を越えて:中国とヨーロッパの経済史の新しい考え方
第3章 デビン・マ: 政治制度と長期経済経路:中国文明二千年の教訓
第4章 ギャレス・オースティン:アジア・アフリカの発展「径路」と「文明」:文化論と唯物論をいかに
統合し、長期の経済実績を説明するか?
第5章 カーステン・ヘルマンーピラート:中国の制度変化を理解する:経済成長と近代化の文化的次元
第6章 神取道宏:経済学の理論と現実: 3つの寓話の洞察
第7章 ブライアン・スキームス:社会契約を自然化する際の諸側面
第8章 ロバート・サグデン:規範の創発と再生産における顕著さの役割
第9章 ジョセフ・スティグリッツ他:産業間不均衡と長期的危機
第10章 清滝信宏:金融摩擦に対するメカニズム・デザインアプローチ
第11章 呉敬レン:経済学と中国の経済的台頭
第12章 楼継偉:中国が引き続き深化させるべき6つの制度改革
第13章 許成鋼:中国における構造問題の制度的基礎
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