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覆いをとること・つくること

著者:北山修
出版社:岩崎学術出版社
出版日:2009年11月
ISBN10:4753309126
ISBN13:9784753309122
販売価格:3,850円
●本書は、本格精神分析の王道を目指す本ではない。しかしながら、これを支える精神はこのままでも精神分析の大義とは矛盾しないはずである。著者は分析的治療者としてそれを引き受けることを主張するものである。-症例報告と「その後」から学ぶ、「抱えること」に貫かれた臨床実践の軌跡。 ●目次 第一章 「覆いをつくる」──精神分析的精神療法へのイントロダクション── 第二章 症例報告集 ある強迫神経症患者の吐き気について 「汚したい」について──ケガレの精神分析に向けて── 妄想患者の治療における比喩の発生──六年前の治療記録から学ぶ── 文字通りの経験が比喩になる過程──「橋架け」の過程── 自虐的世話役について 「不眠不休」について 「抱えること」と媒介的退行 「ありがとう」と言えない──ある青年── 身体とことば──「からだの声を聞く」── 自らをヌイグルミにして生きる患者──言葉と意味の上滑りの取り扱い── 転移と現実の間──関係を織り込み紡ぎ出すこと── 話すことの役割と限界──分接の逆説を生きる── 第三章 症例の「その後」から学ぶ * * * * * 本 書 の 解 説 * * * * * 本書の内容を真似される時には、また本格精神分析の擁護のためにも、それが踏まえる「心の解剖学」としてはフロイト、クライン、ウィニコットなどの読書は並行して勧められる。九州大学の退職の年に当たり、大学の授業で、これらの報告を使って議論した時の、学生たちとの質疑応答を基本にして「Q&A」を編集して添えてみた。これで、皆さんに「使って」もらいやすくなるだろう。第二章の症例報告集の前半は著作集と重複があるが、再録に当たり、「新注」と特記して脚注を増やした。同時に、発展途上の生ものらしく、人工的にシステマティックな形をとらぬ形でその有機的ネットワークを増殖させてみた。結果的に、ある程度は自分に正直であると同時に野心的な内容となり、私はこういうことを言うために生きたのだということが見える本になったと思う。 (北山修「まえがき」より)
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