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中国における正史の形成と儒教

著者:渡邉義浩
出版社:早稲田大学出版部
出版日:2021年12月20日頃
ISBN10:4657210181
ISBN13:9784657210180
販売価格:1,980円
中国の正統な歴史書である「正史」は、いつ、どのようにして、「儒教」のくびきを脱したのか。司馬遷の『史記』はそもそも思想を語る書だった。しかし、やがて、史書として認識される。「三国志」研究の第一人者である著者は、「正史」と「儒教」の抜き差しならない関係を、時には推理小説のようにひもとき、またある時は大河小説のように活写していく。事実を記すだけでは収まらない中国史学が、国家の正統性や勧善懲悪の考えを取り込みながら、独自性と独創性を秘めることを大胆に考察する本書。西欧の近代歴史学とは異なる歴史学の位相、「ワタナベ 史学」の到達点がここにある!! 第一章 『史記』と『漢書』--『春秋』と『尚書』の継承  1  司馬遷の『春秋』観  2 「史の記」と『春秋』  3 『漢書』と『尚書』  4 『漢書』と「古典中国」 第二章 『三国志』と『続漢書』--正統の所在と鑑としての歴史  1 二つの予言と蜀学  2 西晉の正統性と倭人伝  3 鑑としての歴史  4 「古典中国」を鑑に 第三章 「史」の宣揚と正統ーー『春秋左氏経伝集解』と『漢晉春秋』  1 杜預の左伝解釈  2 左伝体の尊重  3 史論と蜀漢の正統  4 正と統 第四章 「史」の自立と「記言の体」--『三国志』裴松之注  1 史書の濫造  2 史学独自の方法論  3 物語と歴史  4 煩悶する裴松之 第五章 史学と文学ーー范曄と劉勰  1 史書の文学性  2 范曄の文章論と李賢注  3 劉勰の文学論  4 劉勰の史学論 第六章 正史の成立ーー史学と権力  1 沈約の南朝意識  2 皇帝権力と史書  3 御撰『晉書』の特徴  4 『隋書』経籍志の史学論 第七章 史学の権威と研究法ーー唐代の史書と『史通』  1 「南北史」の大一統  2 『史記』三家注  3 『史通』の特徴  4 劉知幾の史学研究法 終 章 中国史学の展開と儒教 さらに深く知りたい人のために あとがき
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