魚と人の文明論

魚と人のかかわりのなかで、われわれ地球の文明はどのような歩みをたどり、どこへ向かおうとしているのか。古代ヨーロッパから、メソポタミア・アジア・オセアニア、近世〜現代の日本まで。身近な食物資源であると同時に、博物学・芸術・信仰の対象としても扱われてきた魚の多面的な歴史を、豊富な図版・写真を用いて解説。自然・人文諸科学の総合的な見地から、魚・人・カミのかかわりを軸とした新たな文明像を提唱する。 【目次】 序章　魚と人を語るー文明論の視点 一章　自然と象徴ー魚類分類の多様性 二章　うま味と料理ー魚食の文明論 三章　魚食のタブー論ー大宗教から菜食主義まで 四章　有毒魚と有用魚ー非食用の博物誌 五章　魚の王と王の魚ー巨大魚と権威 六章　半魚人の世界ー魚と神話 七章　魚と世界観ー霊魂と身体 終章　魚と人の文明論ー統合知の地平 文献・索引 序章　魚と人を語るー文明論の視点 一章　自然と象徴ー魚類分類の多様性 二章　うま味と料理ー魚食の文明論 三章　魚食のタブー論ー大宗教から菜食主義まで 四章　有毒魚と有用魚ー非食用の博物誌 五章　魚の王と王の魚ー巨大魚と権威 六章　半魚人の世界ー魚と神話 七章　魚と世界観ー霊魂と身体 終章　魚と人の文明論ー統合知の地平 文献・索引