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出版社:吉川弘文館
出版日:2020年07月17日頃
ISBN10:4642068570
ISBN13:9784642068574
販売価格:2,420円
戦争孤児の実態を数値や制度上で把握するだけではなく、一人の生の記録として着目。孤児になる経緯・ジェンダーなどの視角を重視し、現代的観点から孤児問題を考える姿勢を提示する。聴き取り調査の手法や年表も掲載。
はじめにー戦後七五年と戦争孤児問題への新たな視点…浅井春夫
1部 孤児問題を把握する視点
戦争孤児研究の到達点と課題…浅井春夫
キーワードで知る戦争孤児問題ー戦後史のなかの孤児をめぐる政策と実際…片岡志保
戦争孤児問題の制度・法律の変遷…山田勝美
女性の戦争孤児体験を聴き取るー一〇名の語りから…艮 香織
戦中・戦後の児童養護施設の実態と実践ー東京における養護施設を中心に…藤井常文
2部 さまざまな孤児問題
「駅の子」と伏見寮…本庄 豊
学童疎開と疎開孤児…金田茉莉
沖縄の戦争孤児ー戦場の童…川満 彰
戦争孤児としての「混血児」-エリザベスサンダースホームと聖ステパノ学園の実践…上田誠二
舵子問題と戦争孤児…水野喜代志
3部 孤児問題研究をすすめるために
戦争孤児を生みだしたアジア・太平洋戦争…平井美津子
世界の戦争孤児問題ー『失われた子どもたち』と戦争・紛争地域の子どもたちの現実…結城俊哉
聴き取り調査の基本的スタンスと方法…石原昌家
戦争孤児問題年表…酒本知美
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