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出版社:吉川弘文館
出版日:2016年10月31日頃
ISBN10:4642038582
ISBN13:9784642038584
販売価格:4,180円
ソ連が崩壊してロシアが独立した激動の時代にモスクワで大使を務めた元外交官の回想。沖縄返還交渉、対ASEAN政策、フォークランド紛争など自らがかかわった戦後外交交渉を振り返り、スハルト・ゴルバチョフ・エリツィンなど任国首脳との信頼関係の構築についても語る。北方領土交渉や尖閣諸島など、いまなお続く外交問題に関しても提言する。
はじめに…枝村純郎/黎明期の戦後外交と私(京都での学生時代/外務省に入る/スペイン語研修から北米課長就任まで)/沖縄返還問題への取り組み(「ポトマック河を渡れ」/沖縄返還をどうイシューにしていくか/二度目の佐藤総理訪米)/「福田ドクトリン」-理念主導の対ASEAN外交(ASEANと向き合う/マニラ・スピーチ作成の経緯/時の試練に耐えた「福田ドクトリン」)以下細目略/フォークランド紛争における日本の対応/アサハン・アルミ対日輸出停止問題/激動のなかのソ連ー一九九〇-九一年/新生ロシアと向き合うー一九九一ー九四年/北方領土交渉と情報操作/尖閣問題ー国際広報は安全保障の一環/解説…中島?磨/関連略年譜
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