巣鴨日記　正・続（合本新装版）

戦時中に外務大臣を務め、降伏文書に調印した重光葵が、巣鴨プリズンで書いた貴重な日記史料。1953年刊行より68年、逮捕から判決までの『巣鴨日記』と、受刑者生活の開始から保釈までの『続巣鴨日記』を合本して復刊する。ほぼ毎日記され、東京裁判法廷でのやりとりやA級戦犯の肉声などは史料価値が高い。解題と索引を新たに付載する。 正編（昭和二十一年（一九四六年）〈四月〜十二月〉／（昭和二十二年（一九四七年）〈一月〜十二月〉／昭和二十三年（一九四八年）〈一月〜十一月〉）／続編（昭和二十三年（一九四八年）続〈十一月〜十二月〉／昭和二十四年（一九四九年）巳丑〈一月〜十二月〉／昭和二十五年（一九五〇年）庚寅〈一月〜十一月〉）／重光　葵『巣鴨日記　正・続（合本新装版）』解題…一ノ瀬俊也／索引